乳がん
乳がんの患者数は近年増加傾向にあり、日本人女性の9人に1人が発症するとされています。しかし、乳がんは早期発見ができれば負担の少ない治療が済む疾患です。足立区では乳がんの死亡率を減らす取り組みとして、乳がんを早期発見できるマンモグラフィ(乳房X線撮影)で乳がん検診を行っております。
30代から乳がん発症リスクが高まる
女性が生涯に最も罹患する「がん」は、乳がんといわれています。30代から徐々に増加し、40代が最も多く、女性のがん死亡率第1位は乳がんです。乳がんは他人事ではありません、自分事として捉えましょう。
早期発見が重要
病気の中でも乳がんは早期発見が大切であり、早期発見できれば完治が見込める病気です。乳がんの治癒はもちろん、治療を行う上で選択肢が広がります。乳がん検診の対象年齢になったら、受診を忘れないようにしましょう。
乳がん検診
足立区では、40歳以上(年度末の年齢)の女性の方で前年度に乳がん検診を受診されていない方を対象に行っております。
費用
500円(生活保護受給者や中国残留邦人等支援給付受給者の場合は免除制度あり)※精密検査が必要と診断された場合、保険診療(有料)となります。
セルフチェック
自分で触って早期発見に繋げましょう
乳がんの初期症状の9割がしこりを認め、早期発見には月に1度のセルフチェックが大切です。下記URLでセルフチェックの仕方を確認することができますので、ぜひ参考にしてください。
また、足立区では、乳がん予防セットを令和4年9月28日に35歳と39歳の女性の方々に送付しました。セット内容は、セルフチェックの方法やお風呂に貼付できるタイミングが載っているポスターとリーフレットとなります。ご確認の上ご活用ください。
しこりや異常に気づいたら早めに乳腺専門医へ
ご自身で乳房の触診をした際に違和感を覚えた場合、早めに乳腺専門医を受診することをお勧めします。近年、胸筋温存手術・乳房温存手術・乳房再建手術などの治療方法があります。早期受診が何よりも大切です。