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乳がん検診はどんな服装でいけばいい?ふさわしい服装について解説

乳がん検診にどのような服装で行けばよいのか迷う方もいるのではないでしょうか?

検査に適した服装を選ばないと、検査に余計な時間がかかったり、大切な衣類を汚してしまう可能性があります。また、皮膚につける制汗剤などの成分によっては、正確な検査結果が出ないこともあります。

そこで今回は、乳がん検診を受ける際に適した服装や避けるべき服装について解説します。

また、乳がん検診についてよくある疑問についても解説しているので、これから乳がん検診を受ける予定のある方は参考にしてみてください。

乳がん検診にふさわしい服装とは?

超音波検査/マンモグラフィともに服・下着を脱いで受ける検査

乳がん検診では、上半身の衣類と下着は全て脱いで検査を行います。超音波検査では衣類が邪魔になったり、マンモグラフィでは衣類のしわが画像に写り込むなど、検査に支障をきたす可能性があるためです。

ちなみに乳がん検診のみの場合、下半身の衣類は脱ぎませんので、タイツやストッキングの着用は問題ありません。ただし、他の検査を受ける場合は、脱ぎ着しやすい服装にするなど、考慮が必要です。

上下セパレートが望ましい

乳がん検診では、上半身の服を脱ぐ必要があるため、当日は上下が分かれていて着脱しやすい衣服を選びましょう。

特にワンピースやサロペットなどは避けることをおすすめします。

汚れる可能性があるので選択できる服装を選ぶ

乳がん検診では自宅で洗濯できる服装をおすすめしています。

乳腺超音波では、超音波を伝わりやすくするために、胸部に検査用のゼリーを塗布してから探触子(プローブ)を当てます。上半身を脱いで検査する場合でも、ズボンやスカートにゼリーが付着する可能性があります。また、検査終了後にゼリーを拭き取りますが、拭き取り残しがある場合もあります。

マンモグラフィではゼリーを使用しませんが、人間ドックやレディースドックで採血を行うときは衣服に血液が付いてしまう恐れもあります。

そのため、服装は上下とも汚れてもよい、自宅で洗濯できる衣服を選びましょう。

履物は特に気にしなくて問題なし

履き物に関しては、特に制限はありません。

ただし、乳腺超音波では診察台に横になるため、靴を脱ぐことが多いです。スニーカーやストラップのないパンプスなど、スムーズに脱ぎ履きしやすい靴を選ぶことをおすすめします。

ロングブーツや、靴紐がほどきづらい靴など、着脱に時間のかかる履き物はなるべく避けましょう。

 

乳がんに関するよくある質問

乳がん検診は何歳から受けるべきですか?

乳がん検診は、40歳から受けることを推奨されています。厚生労働省の指針に基づいて、各自治体では乳がん検診が行われています。対象者は40歳以上で、頻度は2年に1度、マンモグラフィ(乳腺X線検査)と問診を実施します。

ただし、20~30代の若年層でも、血縁者に乳がんになったことがある方がいる場合は、早めに乳がん検診を積極的に受けましょう。20代や30代は乳腺が発達しているため、乳腺超音波(エコー検査)を行うのが一般的です。

自治体によっては30代から乳腺超音波が受けられるところもありますが、自己負担の場合は病院やレディースドックなどで定期的にチェックする必要があります。

セルフチェックの方法はありますか?

乳がんは「自分で発見することのできるがん」であるといわれています。セルフチェックには、以下のような4つの方法があります。

  • 鏡で胸を観察する
  • 乳房全体を「の」の字を描くように触る
  • 仰向けに寝て、乳房を触る
  • 乳首をつまみ、血液などの分泌物が出ないか確認する

まず鏡で胸を観察するときは、両腕を高く上げる・両腕をまっすぐに下ろす・両腕を腰に当てるという3つの姿勢を取ります。そして皮膚のひきつれやくぼみ、ただれの有無をチェックしましょう。

次に、3~4本の指で乳房全体を10円玉大の「の」の字を描くようにゆっくりと触ります。

特に、脇の下や乳房の外側上部は念入りにチェックしましょう。また、仰向けになった状態でチェックするのもおすすめです。

最後に、乳首をつまんで、血液などの分泌物が出てこないかどうか確認します。

乳房や脇の下のしこり、乳首からの分泌物があれば異常のサインです。すぐに乳腺科・乳腺外来・乳腺外科を受診し、医師の診察を受けましょう。

マンモグラフィの注意点を教えてください

マンモグラフィの注意点は以下の3点です。

  • ピアスやネックレスなどのアクセサリー、メガネはなるべく外す
  • 髪の長い方は検査前に髪を後ろで結っておく
  • 検査目に政官財、防臭剤、パウダー類を使用しない

画面に映り込んでしまう恐れがあるため、大きめのピアスやネックレス、メガネは外してから検査を行います。腕時計やマスクなど、胸の位置にないものは装着したままでも問題ありません。

また、胸にかかるほどの長い髪は必ずゴムで結んでから検査を受けましょう。髪が絡まって検査の妨げとなったり、整髪料の成分で結果に異常が現れる可能性があります。

同様の理由で、乳がん検診前に制汗剤や防臭剤、パウダー類を使用しないようにしましょう。成分次第では画像に石灰化像が映り込み、正確な検査結果が出ない可能性があります。

乳腺超音波(エコー検査)の注意点を教えてください

乳腺超音波(エコー検査)では注意すべきことは基本的にありません。ただし、検査をスムーズに行うためには長い髪を結ぶ、大きめのネックレスを外しておくとよいでしょう。

乳がん検診の選び方を教えてください

乳がんの検査には「マンモグラフィ」と「乳腺超音波(エコー検査)」があります。

大きく分けると、「20~30代の方は超音波検査」、「40代以上の方はマンモグラフィと超音波検査の両方」を受けることをおすすめします。

40歳未満の方は乳腺が発達している方が多く、マンモグラフィで撮影しても画像が白く映ってしまい、腫瘍を発見することが困難です。

マンモグラフィと乳腺超音波にはどちらもメリット・デメリットがあります。乳腺の発達が落ち着いてくる40代の方は、両方の検査を受けることによって、デメリットを補うことができます。後述する理由でマンモグラフィを受けることができない場合は、乳腺超音波を選びましょう。

乳がん検診は痛いですか?

乳腺超音波(エコー検査)は痛みがなく、負担の少ない検査です。その一方で、マンモグラフィは板で乳房を挟んで圧迫して検査するものであり、多少の痛みが伴う場合があります。とくに、乳腺の発達した方は強い痛みを感じる傾向です。

また、生理前1週間程度から乳房が張るためマンモグラフィの痛みをより一層強く感じやすいです。そのため、整理開始後1週間~10日程度経った頃にマンモグラフィを受けることをおすすめします。

乳がん検診を受けられないケースを教えてください

マンモグラフィを受けられないケースは、下記に当てはまる場合です。

  • 妊娠中、授乳中、断乳後3ヶ月以内
  • 胸部の圧迫により破損する恐れのある医療器具を挿入している(ペースメーカー、ポート、カテーテル、V-Pシャントなど)
  • 1年以内に胸部の手術をした
  • 豊胸術、乳房再建術をしたことがある

上記に該当する方は、マンモグラフィを受けると撮影時の被爆や乳房の圧迫による影響を受けやすい傾向にあり、健診を受けることができない場合が多いです。

乳腺超音波(エコー検査)は基本的に受けていただけますが、上記にあてはまる場合は医師や担当の超音波検査士へ事前に伝えましょう。

乳がんの予防方法はありますか?

日本人を対象に行った研究では、全てのがんの予防方法として禁煙、節酒、バランスの取れた食生活、運動習慣、適正体重の維持、感染予防が有効であるとされています。とりわけ乳がんの予防には節酒や、閉経後の肥満予防、運動習慣が効果的であると考えられています。

しかし、適切な生活習慣を意識していても確実にがんを予防することは難しいでしょう。そのため、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんの悪化や死亡率を下げることが最も重要です。そのためにはなるべく早めに乳がん検診を受け、定期的に受けられるよう習慣化しましょう。

 

乳がん検診はできる限り早めに受けましょう

乳がん検診での服装は、検査に適したものを選びましょう。上半身の衣類や下着を脱いで検査する必要があるため、着脱しにくい衣服を着ているとスムーズに検査を受けることができません。また、制汗剤や防臭剤などは検査に異常所見として現れる原因となるため必ず使用を控えることが大切です。

東京千住・尚視会健診プラザでは、女性がストレスなく検査を受けていただけるよう配慮しています。女性専用スペースを完備し、女性医師・女性の超音波検査士が在籍しているため安心して検査を受けていただくことができます。さらに、子宮がん検診では「検査の時にはお肌を露出するのは恥ずかしい」というお声に配慮し、メディカルアンダーウェアという使い捨ての検査・診察用使い捨てパンツを導入しています。

乳がん検診以外にも人間ドック・レディースドックでは様々な検査を設定しております。

人間ドックで行う胃カメラ・大腸カメラは、経験豊富な内視鏡専門医が内視鏡検査を行っています。

大腸カメラの前処置(腸内をきれいにするために下剤を飲む)の際は完全個室をご用意しており、ゆったりとした気持ちで下剤を飲むことができます。トイレも個室内に完備しているため、他の人の存在を気にすることなく快適に過ごすことが可能です。

なお、健診結果は画像含むすべてをオンラインで閲覧可能です。健診結果を当日中に確認したいというご要望にも対応させていただいております(別途料金がかかります)。

東京都の東京千住・尚視会健診プラザは、北千住駅から徒歩2分とアクセス良好です。土曜日・日曜午後も通常通り開院しており、平日仕事で忙しい方も仕事を休むことなく受診していただけます。

また、当院では、WEB予約を24時間承っており、電話でのご予約も可能です。本記事を読んで、この機会に乳がん検診を受けてみたいと思った方は、東京千住・尚視会健診プラザへお気軽にご相談ください。

下記よりWEB予約が可能です。

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