「生理が不順だけど、婦人科にはいつ行けばいいの?」
「用意していくものはある?」
婦人科では、女性特有の「生理不順」「子宮がん」「卵巣がん」などの診療を行う診療科目です。内診や検査内容など、婦人科を受診したことがない方は、不安に感じることが多いのではないでしょうか。
今回は、婦人科へ行くタイミングや、初診時に質問される内容を解説します。
東京都内にお住まいの方は、東京千住・尚視会健診プラザへ来院ください。プライバシーに配慮した女性専用スペースを完備。医師や臨床検査技師といったスタッフは女性が在籍しておりますので、安心して検査を受けられる環境です。
また、使い捨てのメディカルウェアも採用し、恥ずかしさを感じずに検査を受けられるように配慮しています。
婦人科とは?
婦人科とは、女性の健康をサポートする診療科のことです。初期の妊娠や、付随する「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」といった疾患、「生理不順」「子宮筋腫」「卵巣のう腫」「子宮がん」「卵巣がん」などの診断と治療を行います。
婦人科にはいつ行くべき?
婦人科へは、生理が遅れたタイミングで受診を検討しましょう。生理の遅れには「子宮内膜症」「子宮がん」といった病気の可能性の他に、妊娠している場合もあります。また、腹部の違和感や痛みがある際には早急の受診が必要です。
放置しておくと、症状が悪化する可能性もあるため、受診に不安がある際には医療機関へ連絡するところから始めましょう。
東京千住・尚視会健診プラザには、医師や臨床検査技師に女性を配属しています。打ち明けにくい生理のお悩みも、打ち明けやすい環境ですよ。
妊娠の可能性が高い場合
月経が1週間遅れたタイミングで妊娠検査薬を使用した際には、陽性反応が出ていても、さらに1週間ほど感覚を開けてから婦人科を受診しましょう。
そうすると、月経が28日周期の場合、前回の月経開始日から数えて妊娠6週目の計算になります。妊娠5週程度で来院してしまうと、胎嚢は見えても心拍が確認できないことがほとんどです。
腹痛や出血といった症状がなければ、妊娠6週まで通院を待つ方が、より赤ちゃんの状態が確認しやすくなり、余計な不安や心配をせずにすみます。
妊娠5週までの時期は特に不安定なため、胎児の心拍を確認する目的として、1週間から2週間後の再受診を促されるケースがあります。なぜなら、胎嚢が確認できても、心臓の動きが見えない際には初期流産の可能性が高くなるからです。
あまり早く婦人科に来院すると不安の増加に繋がるため、早すぎる受診は避けた方がいいでしょう。
「妊娠したかも?」と思ったらやるべきこと
月経が遅れていることに気づき、妊娠を疑うようになったら、妊娠検査薬の購入をおすすめします。また、妊娠の基準になる基礎体温の測定も大切です。
自宅で妊娠判定薬を使う
妊娠かなと思ったら、産婦人科を受診する前に、市販の「妊娠検査薬」を使用しましょう。
妊娠検査薬は、受精卵の着床により、胎盤の中で作られるhCGホルモン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の有無を測定できます。hCGホルモンは、妊娠4週より血中や尿中から検出されます。ですが、数値の現れ方には個人差があるため、妊娠していても陽性反応が出ないケースもあります。
そのため、市販の妊娠検査薬のほとんどが、生理予定日の1週間後からの使用を推奨しています。
基礎体温を測る
基礎体温を習慣的に計測していると、体温の変化で妊娠の可能性がわかります。妊娠すると、12〜14日程度で終わる高温期が16日以上継続し、その後の生理もきません。
高温期が続く場合も、婦人科に行く前に、市販の妊娠検査薬を使用してみましょう。
初めての婦人科で聞かれる質問と用意すること
初めて婦人科を受診すると、下記の質問をされることがほとんどです。
- 最終の月経開始日
- 初経の年齢、月経周期
- 大きな病気や手術歴、アレルギー歴
- 現在使っている薬の名前
- 出産経験がある場合、妊娠経過、トラブルの有無
- 不妊治療歴
月経周期が安定している方や、アプリで周期を把握できている場合は安心ですが、月経周期がまばらな際には、最終月経日を思い出しておきましょう。また、生理不順があるかどうかも今後の診療の重要なポイントになります。
さらに、持病によっては、服薬している治療薬を変更しなければならない場合があります。加えて、アレルギーを把握しておくと、発作を未然に防ぐことが可能です。
今後の治療をスムーズに行うために、今までの妊娠歴を聞かれることも覚えておきましょう。
婦人科の初診時に持参するものは以下の通りです。
- 健康保険証
- お薬手帳
- 基礎体温表
- 生理用ナプキン
お薬手帳は、投薬が必要と判断した際や、現在の服薬状況の確認に必要です。
なお、基礎体温表は必須ではありませんが、生理周期や身体の変化を把握する材料になります。そのため、計測を習慣化している方は持参すると良いでしょう。
生理用ナプキンは、内診で出血した際に使用できるため、持参しておくと安心です。
婦人科の初診内容と費用
初診時には、尿検査や血液検査を行うことがあります。病気を疑った時の検査は保険適用になりますが、妊娠検査は健康保険が適用にならないため、全額自費での診療になります。
尿検査/血液検査/エコー検査
問診票に記入したあとは、尿検査や血液検査を行います。また、基本的なバイタルチェックとして、血圧測定を実施するケースもあります。
内診では経腟式エコーを使用して、子宮や卵巣を確認します。
内診後は、診察結果の説明を受けます。検査を考慮するなら、服装はパンツスタイルよりもスカートやワンピースの方がいいでしょう。
妊婦健診は保険適用外
妊娠は病気ではないため、健康保険の適用外です。費用が気がかりな際には、予約の際に医療機関におおよその金額を確認するといいでしょう。
万が一、妊娠検査で異常が見つかった場合には、保険適用になるケースがあります。なお、確定申告の医療費控除には該当することから、領収書はしっかりと保管しておきましょう。
婦人科をお探しの場合は当院へ
腹痛や生理が遅れているといった症状がある際には、早めに婦人科を受診しましょう。また、経血量が普段の生理よりも多い場合は、「子宮内膜症」を発生している可能性が高くなります。お腹の症状を我慢して余計な不安を増やさないためにも、心に余裕をもった受診を心がけましょう。
東京千住・尚視会健診プラザでは、診察及び検査を土曜日や日曜日にも行っております。仕事や家事で忙しい際にも、来院しやすい環境です。
北千住駅からおおよそ徒歩2分と、利便性も折り紙付き。通院の負担がかかりにくいため、お腹が大きくなっても、安心安全にお越しいただけます。
加えて、予約はWEBで365日24時間体制で対応。待ち時間の短縮にも繋がりますので、都合の良いタイミングでご予約ください。
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