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【女性必見】レディースドックとは?人間ドックとの違いや検査内容を解説

「レディースドックって?人間ドックとどう違うの?」

「レディースドックの検査内容は?」

近年、女性の生活スタイルの変化などにより、女性特有の病気は増加傾向にあります。それに伴い、レディースドックの注目度も上がっています。

乳がんや子宮がんなどは、20代~30代で増加し始め、初期では無症状のケースも多い病気です。したがって、気づかないうちにがんが進行しているケースも少なくありません。

そこで今回は、レディースドックの検査内容や、検査によって分かる病気について解説します。この記事を読むと、レディースドックについての理解が深まり、安心して検査を受けることができます。

レディースドックをお探しの方は、東京千住・尚視会健診プラザにお越しください。当院は北千住駅から徒歩2分と、アクセス良好です。また、女性の方の「肌の露出は恥ずかしい」といった声にお答えするため、メディカルアンダーウェアもご用意しております。

ご予約はWEBかお電話で承っておりますので、ぜひ当院にお越しください。

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レディースドックとは

レディースドックとは、一般的な人間ドックの項目に加えて、女性特有の疾患についても検査を行う人間ドックのコースのことを指します。日本女性のがんの罹患率の1位である乳がんに加えて、子宮頸がん・子宮体がん、卵巣がんなど、女性ならではの病気を調べる検査がセットになっています。

 

レディースドックの検査内容

ここでは、レディースドックの検査内容について説明します。一般的な人間ドックの内容に加えて、以下のレディースドックの検査が追加されます。

内科診察

内科診察では、以下の診察を行います。

問診:患者様から事前に情報を取る

例:既往歴、アレルギー、家族の病歴

視診:外見から分かる情報を診察する

例:身体の左右差、顔色、発疹

触診:身体に触ることで異常を発見する

例:頸部リンパ節腫脹、むくみ

聴診:聴診器を当てるなどを行い、異常音がないかを診察する

例:心音、呼吸音

レディースドック血液検査

一般的な血液検査に加えて、レディースドックでは以下の項目も血液検査で調べることができます。

甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモン値を検査することで、甲状腺の異常がないかを調べます。甲状腺の病気は女性に多い傾向があり、月経異常や不妊、流産のリスクとなるため注意が必要です。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーとは、腫瘍が体内に発生すると生成される、特有の物質のことです。腫瘍マーカーの種類により、疑われるがんが異なります。

レディースドック尿検査

尿比重やpH、尿蛋白、潜血などを検査します。生理中の場合、潜血が陽性に出ることがあるため、事前にお申し出ください。

胸部X線検査

胸部のレントゲン撮影を行うことで、肺や心臓に異常がないかを調べます。肺や心臓の形や透過性(レントゲン上の黒い部分)を診ることで、肺疾患や心肥大といった病気の有無を見つけることができます。

乳がん検診(マンモグラフィ)

マンモグラフィとは、乳房専用のレントゲン撮影のことです。乳房を専用の板で挟んで薄くのばし、レントゲン撮影を行うことで、乳房の病変を検出します。

ただし、40歳未満の女性は乳腺が発達しているため、マンモグラフィでは正確な乳腺の状態を検出することができません。その場合は乳腺エコー検査の方が、より正確に乳腺の状態を観察することが可能です。

マンモグラフィと乳腺エコー検査、どちらを受けるかは事前にご相談ください。

マンモグラフィについては「乳がん検診のマンモグラフィって?エコーとの違いや受けるべき人の特徴について解説」にて詳しく解説しています。

乳腺エコー検査

乳腺エコー検査とは、乳房に超音波を当てることで、乳房の異常がないかを観察する検査です。超音波を乳腺に当てて、はね返ってくる反射波をコンピュータによって画像化します。超音波検査は、妊婦健診で胎児を観察するときにも使用するもので、痛みや放射線の被ばくなどがない安全な検査です。

乳腺エコー検査については「乳がん検診 エコー」にて詳しく説明しています。

子宮がん検診(子宮頸がん検診・子宮体がん検診)

子宮がん検診では、子宮頸がんと子宮体がんがないかを調べます。

子宮頸がん検診

子宮頸がん検診とは、子宮頸部(子宮の下部にある筒状の部分)にがんがないかを調べる検査です。まずは膣鏡(膣内を観察する医療器具)を膣内に挿入し、膣の入口の状態を観察します。その後、子宮頸部にブラシを当てて、頸部の細胞をこすり取ります。採取した細胞は、顕微鏡で観察して異常がないかを調べます。

子宮体がん検診

子宮体部(子宮の上部で、妊娠した時に胎児を育てる部分)に異常がないかを調べる検査です。子宮体部に専用の器具を挿入し、細胞をこすり取って顕微鏡で観察することで、子宮体部の異常の有無を診る検査です。

子宮頸がんと比較して痛みを感じる場合がありますが、万が一強い痛みを感じる場合は、子宮内膜症など他の病気が隠れている場合があります。痛みを感じるときは、我慢せずにスタッフにお申し出ください。

子宮がんは、初期では無症状の場合も多く、発見されたときには進行しているリスクがあるため、定期検診は重要です。ですが、「デリケートな部分の検査で恥ずかしい、検査に抵抗がある」といったお声も多く聞かれます。

そこで当院では、レディースドックを受けられる方へメディカルアンダーウェアをご用意しております。検査時に肌の露出を最小限に抑えることができるため、女性の皆さまに安心して検査を受けていただけます。

骨密度測定

骨密度測定とは、様々な指標を使用して骨の強さを判定する検査です。

女性は、男性と比較して骨格が小さく、また妊娠や授乳などでカルシウムを大量に消費する時期があります。さらに閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急激に減少することで、骨粗しょう症を引き起こす可能性があります。骨密度測定では、この骨粗しょう症のリスクを知ることができます。

骨密度測定では、以下の3種類の方法があります。

DXA(デキサ)法

背中や太ももの付け根、前腕などの骨密度を測定します。専用の装置を使用し、X線を骨に当てるだけで検査は終了するため、検査時間は全身でも10分以内に終了します。放射線の被ばく量もわずかで、測定の精度も高い検査です。

MD法

手のX線写真をアルミニウム板と同時に撮影することで、骨密度を測定する方法です。デキサ法よりさらに簡便に測定することが可能です。

超音波法

かかとやすねの骨に超音波を当てることで、骨の強さを測定する方法です。デキサ法やMD法のように放射線を使用しないため、妊娠中でも受けることができます。診断には使用されませんが、検診などで骨折リスクを簡単にスクリーニングすることが可能な検査です。

 

20代〜30代にかけて女性特有のがんの確率は高まる

女性が20代〜30代になると、以下の女性特有のがんのリスクが高くなるため注意が必要です。

乳がん

乳がんは、日本女性のがん罹患数は1位、またがんの死亡数も4位の病気です。年齢別に乳がんの罹患数をみると、20代から上昇し始め、30代では急激に増加、そして40代半ばでピークとなります。

一般的には、40歳以上の女性の方にはマンモグラフィ、20代~30代の方は乳腺エコー検査が推奨されています。

ですが、家族に乳がんの方がいらっしゃるなど、乳がんのハイリスクの方は40歳未満でもマンモグラフィをおすすめする場合もあります。

どちらの検査を受けるかは、事前にご相談ください。

子宮頸がん・子宮体がん

年齢別に子宮がんの罹患数をみると、乳がんと同様に20代から上昇し始め、30代で急に上昇、そして50代半ばでピークを迎えます。

子宮頸がんは20代から増え始めるのに対し、子宮体がんは40代から増加し始めます。子宮体がんが高い年代でリスクが高まるのは、閉経が関係しているからといわれています。

子宮がんは、早期発見ができれば比較的治療がしやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しくなるため、定期的な検診が大切です。

子宮頸がん検診は、20歳以上の女性で、2年に1度は検査を受けることが推奨されています。

子宮体がん検診は、40歳を過ぎたら検討するのが一般的ですが、以下の子宮体がんのハイリスクに当てはまる場合は、検査を受けるかどうか一度ご相談ください。

  • 閉経後
  • 生理不順
  • 排卵の異常
  • 妊娠や出産の経験がない
  • 肥満
  • 高血圧
  • 糖尿病

     

    レディースドックではどのような病気が分かる?

    レディースドックでは、一般的な人間ドックに加えて、以下の女性特有の病気の有無を検査します。

    • 乳がん
    • 子宮頸がん・子宮体がん
    • 卵巣がん

    また、悪性でなくても、以下のような貧血や月経困難症を引き起こす病気や、将来の妊娠、出産に悪影響を及ぼす病気を知ることができます。

    • 子宮筋腫
    • 子宮内膜症
    • 卵巣のう腫

     

    まとめ

    今回は、レディースドックの検査内容や、検査によって分かる病気について解説しました。レディースドックは、人間ドックではカバーしきれない女性特有の病気を調べることができます。乳がんや子宮がんなどの病気は、20代~30代になるとリスクが高まる病気のため、定期的な検診を受けて、病気の予防を行うことが重要です。

    レディースドックをお探しの方は、東京千住・尚視会健診プラザにお越しください。当院は北千住駅から徒歩2分とアクセス良好です。

    また、当院ではデリケートな部分を隠して検査が受けられるように、メディカルアンダーウェアをご用意しております。検診時に、下半身を露出して検査を受けることへ抵抗感を持つ女性は多く、検診が先延ばしになり病気の発見が遅れるケースもみられます。そこで当院は、少しでも安心して検査を受けていただけるように、アンダーウェアを採用いたしました。

    さらに、乳腺エコー検査では女性の超音波検査士が担当しており、女性専用のスペースもご用意しております。

    このように、当院では女性の方が検査を受けるときの不安が最小限になるように努めております。レディースドックをお探しの方は、ぜひ当院にお越しください。

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