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50代が健康診断を受けるべき頻度は?診断結果にひっかかる前に人間ドックも検討しよう!

  • 「50代になって健康面が気になり始めた」
  • 「健康診断を受診する頻度はどれくらいかいいの?」
  • 「人間ドックも受けるべき?」

50代になり体の健康面が心配になり始めた方は多いでしょう。50代以降では体力が低下し、身体に異常が発症するリスクが高まります。定期的な健康診断で、身体の異常を早期発見することが重要です。

この記事では、50代以降の健康リスクや、健康診断を受診する頻度などについて詳しく解説します。

東京千住・尚視会健診プラザは、北千住駅から徒歩2分の距離にあり、健診や人間ドックにも対応しています。人間ドックでは、標準的なコースから女性特有のレディースドックまでを用意しています。

当院の外来診療の予約は、WEBで24時間受け付けていますのでお気軽にご相談ください。

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50代は健康リスクも高まる年代

50代以降では、がんになるリスクが40代に比べると高くなります。

例えば、肺がんは4倍、食道がんは約5.5倍リスクが上昇する傾向にあります。また、脳卒中は40代の2倍です。日頃から適度な運動をしたり、飲酒、喫煙を控えるなどを心がける必要があるでしょう。

また、健康診断で異常がなくても倦怠感や不眠、頭痛などの不調を感じるなら、更年期症状の可能性もあります。

女性は50代前後になると、女性ホルモンの減少により、発汗やうつ傾向などの症状が現れます。さらに、骨粗鬆症や動脈硬化などのリスクも高まります。

普段から食事や睡眠に注意したり、適度な運動を心がけることが重要です。

 

50代は健康診断をどのくらいの頻度で受けるべき?

健康診断は、法律で決められている1年以内に1回の検査です。一般的な健康診断の項目は、以下のとおりです。

  • 既往歴及び業務歴の調査
  • 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、腹囲、聴力(1,000 4,000Hz)の検査
  • 胸部X線検査及び喀痰検査
  • 血圧測定
  • 貧血検査(Hb、RBC)
  • 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GPT)
  • 血中脂質検査(TG、HDL-cho、LDL-cho)
  • 血糖検査
  • 尿検査(糖、蛋白)
  • 心電図検査(安静時)

健康診断は、健康状態の把握や、病気の早期発見が目的として、体の状態を全体的に検査できます。

しかし、健康診断では発見できない疾患などもあるため、50代以降は定期的な人間ドックで検査を受けましょう。

 

50代は健康診断と併せて人間ドックを検討

50代からは、健康診断と併せて人間ドックも検討すべきです。なぜなら、ガンや心疾患、脳卒中などのリスクが高まる傾向があるからです。

人間ドックも受けることで、健康診断で発見しにくい病気の早期発見が可能なため、早期治療につながります。

人間ドックとの違いは検査項目の多さです。健康診断で行われる項目に加えて、以下の検査を行うことができます。

  • 胃や大腸の内視鏡検査
  • 腹部超音波検査
  • 肺機能検査
  • MRI検査
  • 胸部CT検査
  • 血液検査
  • 便潜血検査

人間ドックでは、部位ごとの検査を行うことにより、病気の細かい検査が可能です。

また、医療機関によっては、女性特有の病気に特化した検査も用意されています。50代で健康診断に異常がなくても人間ドックを定期的に受けるとよいでしょう。

 

50代が人間ドックでチェックしたい疾患

50代が人間ドックでチェックしたい疾患について3つ紹介します。これまで飲酒・喫煙されている方や、家族にがんや糖尿病などの疾患がある方は、リスクが高いので人間ドックを受けるようにしましょう。

生活習慣病

生活習慣病は日頃の私生活が深く関係しています。生活習慣病のリスクが高い習慣は以下の通りです。

当てはまる項目がないかチェックしましょう。

私生活

40歳以上である

20代の頃と比べて体重が10kg以上増えた

睡眠不足

ストレスがたまっている

飲酒・喫煙をしている

 

食事

パンや麺類、ご飯などの炭水化物をよく食べる

唐揚げや揚げ物の脂っこいものをよく食べる

味の濃いものをよく食べる

ジュースを好んで飲む

おやつなどの甘いものを食べる

深夜に飲食する

野菜を食べない

 

運動

歩く習慣がない

1日の歩数が7,000歩以下

これらの項目に多く当てはまる方では、発症リスクが高まる傾向です。早めに人間ドックを受診するようにしましょう。

また、それぞれの原因で発症しやすい疾患は以下のとおりです。

食習慣

糖尿病、肥満症、高脂血症、大腸がん

運動不足

糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧症

※進行すれば心筋梗塞や脳卒中などにつながる

飲酒・喫煙

肝硬変や脂肪肝、肺がん

不規則な生活はこれらの病気を発症する要因となります。50代からは私生活に気をつけることが重要です。

がん

50代からは、がんを発症するリスクが増加傾向です。日本人の2人に1人はがんになるといわれており、死因でもがんが第一位です。3人に1人ががんで亡くなっています。

女性で多いがんは、大腸がん、乳がん、胃がん、子宮がん、肺がんです。

人間ドックでは、女性特有の検査も併せて受けることが重要です。50代以降は、全身のがんを調べられるPET検査が早期発見につながります。PET検査は健康診断で発見されにくい小さながんにも有効的です。

糖尿病

糖尿病は生活習慣の変化に伴って急速に増加傾向です。年齢とともにリスクが高まり、50代以降では、男性14.6%、女性5.1%と発症しやすいことが明らかになっています。

50代以降では運動機能が低下し、筋肉量が減少することで、内臓脂肪が増加しやすくなります。内臓脂肪が増えると血糖値が高くなり、糖尿病を発症しやすくなります。糖尿病に罹ると症状の改善は可能です。しかし、完治は難しいでしょう。

糖尿病は、膵臓で作られるインスリンのホルモンが不足することで、高血糖が引き起こされます。高血糖では以下の症状を発症します。

  • 喉の渇き
  • 頻尿
  • 倦怠感や疲労感
  • 体重減少
  • 手足の痺れ、乾燥
  • 感染症にかかりやすくなる

糖尿病の原因としては以下が挙げられます。

  • 遺伝的要因
  • 加齢
  • 過食・早食い・ドカ食い
  • 高脂肪食の大量摂取
  • 運動不足
  • 肥満
  • 食事の時間が不規則
  • ストレス

糖尿病の初期症状は、自覚症状がなく徐々に進行します。放置すると、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、透析、失明、などの合併症が起こるとされています。

健康診断で空腹血糖値やHbA1cが基準値より高い場合は、より注意が必要です。

 

50代におすすめの検査内容

50代におすすめの検査内容について7項目紹介します。それぞれの内容について、どのような検査で疾患が発見できるのか参考にしてみてください。

PET検査

PET検査は、放射性フッ素を付加したブドウ糖のFDGを使用して、画像で全身のガンを画像で調べる検査です。

従来の検査では、見つけにくいとされていた小さいがんも、PET検査により早期発見が可能になりました。

検査では、以下の疾患が発見しやすいです。

  • 甲状腺がん
  • 肺がん
  • 頭頸部がん
  • 乳がん
  • 膵臓がん
  • 食道がん
  • 子宮がん

 

PET検査によって、さまざまな部位のがんを発見しやすくなります。しかし、PET検査のみでは検出されない場合も半数近くあるといわれ、他の検査と併用で精度の高い診断が必要です。

血液検査

血液検査は、血液中の細胞や酵素を測り、数値によって疾患を判断します。血液は、体内の血管を循環し、体内に酸素や栄養素、ホルモンなどを運んでいます。

しかし、血液の質が悪いと身体に異常を及ぼし、病気の発症リスクを高める恐れがあります。

血液検査で発見できる疾患は、主に以下のような症状が挙げられます。

  • 貧血
  • 肝臓や腎臓の異常
  • 糖尿病
  • 高脂血症

人間ドックの血液検査では、健康診断よりも20項目多い検査が可能です。細かい検査により早期発見ができ、早期治療につながります。

便潜血検査

便潜血検査は、便に血が付着しているかを調べる検査です。便潜血検査で大腸がんの発見につながります。

日本では大腸がんが上昇しており、死亡数も増えている傾向にあります。大腸がんの発症リスクは、40代後半から50代に高く、さらに70代後半まで著しく上昇します。

大腸がんは初期では自覚症状がなく、症状が発症してからでは治療が難しくなる場合もあります。

ステージ

5年生存率

92.3%

85.5%

75.5%

18.3%

発見が遅れると生存率は一気に低下します。しかし、早期発見できれば、5年生存率が90%以上と高い疾患のため、定期的な検査が重要です。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査では、大腸がんやポリープの有無を調べることができます。検査前には下剤により大腸を綺麗にした後に、肛門から内視鏡を挿入し検査します。

直腸から盲腸までの部位を精度の高い観察が可能です。医師の判断に応じて、その場でポリープを採取することでがんの判断をします。

大腸内視鏡では、以下のような疾患を発見することが可能です。

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 過敏性腸症候群
  • 潰瘍性大腸炎
  • クローン病
  • 出血性大腸炎
  • 大腸憩室

大腸検査では、まれに出血や腸に穴が開くなどがあります。したがって、大腸内視鏡検査を受ける場合、技術の高い検査が行える医療機関を受診することが重要です。

胃カメラ

胃カメラは、食道から胃・十二指腸までの消化管の検査をします。検査中に異常が発見されれば、その場で切除を行い、良性か悪性かの診断を受けることも可能です。

胃カメラ検査を通して、以下のような疾患が発見可能です。

  • 胃がん
  • 食道がん
  • 逆流性食道炎
  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍

胃カメラは、口から挿入する経口内視鏡と、鼻から挿入する経鼻内視鏡があります。経口内視鏡は直径10cm、経鼻内視鏡は直径5cmです。経鼻内視鏡では、経口内視鏡よりも楽に検査が受けられやすいでしょう。

しかし、経口内視鏡はカメラが小さい分、微細な病変を見逃す恐れもあります。健康状態も含め事前に医師に相談しましょう。

また、胃カメラは辛くて苦しいイメージがあります。しかし、医療機関によっては、静脈麻酔や内視鏡スコープの狭小化によって苦痛が少ない検査も可能です。これまで検査してこなかった方は、一度胃カメラの検査も検討してみてください。

 

50代の人間ドックなら東京千住・尚視会健診プラザへ

今回の記事では、50代では健康診断を受ける頻度について紹介しました。健康診断は1年以内に1回の検査と決まっています。

検査に引っかからなくても健康面が不安な方や、検査に引っかかって不安になっている方は人間ドックも併せて検査してみてください。

人間ドックでは、健康診断で検査できない細かい部分についても調べることが可能です。

なお、東京千住・尚視会健診プラザでは、人間ドックや、レディースドックを受診していただくことができます。北千住駅から徒歩2分と、アクセスも良好です。

健診プラザでは、女性専用スペースのご用意や、女性スタッフが在籍しているので、女性の方も安心して検査を受けていただけます。

また、検査時の下半身の露出を抑えられる、メディカルウェアを用意しています。恥ずかしい思いをすることなく、快適に人間ドックを受けていただけるよう配慮しています。

WEBで24時間受け付けているので、ぜひご予約の上、お越しください。

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