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婦人科検診って何?必要性や年齢、検査項目を解説

「婦人科検診ってどうして受けた方がいいの?」

「婦人科検診ではどんな検査をする?」

そのように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、婦人科検診を受けようか迷っている方に向けて、婦人科検診を受けるべき理由や年齢、検査項目について詳しく解説します。また、婦人科検診とレディースドックの違いについても紹介しているので参考にしてみてください。

なお、都内で婦人科検診を受けられる施設をお探しの方は、北千住駅から徒歩2分の東京千住・尚視会 健診プラザへご来院ください。当施設は女性専用スペースを完備しており、女性医師・女性超音波検査士も在籍しているため安心して検査を受けていただくことができます。

婦人科検診とは?

婦人科検診とは、乳がん検診と子宮がん検診といった女性特有の検査のみを行うコースの総称です。検査の対象となる疾患は、乳がん、子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がんなど多岐にわたります。

任意の検診であるため費用は全額自己負担です。加入している健康保険組合によっては検診費用の一部助成を行っている場合があるため、検診を受ける前に確認してみましょう。

 

婦人科検診を受けるべき理由

企業などで行う一般的な健康診断では、乳がんや子宮がんといった疾患を発見することはできません。女性特有の疾患の罹患リスクを早期に発見し、適切な治療をするために定期的に婦人科検診を受けることが重要です。

厚生労働省では、対象となる集団のがんによる死亡率を減らすことを目的とした「対策型健診(集団検診)」、個人のニーズに合わせて健康を守ることを目的とした「任意型健診(人間ドックや個人検診)」を推奨しています。対策型健診(集団検診)では、乳がん検診は40歳以上の女性、子宮頸がん検診は20歳以上の女性を対象として2年に1回実施することを指針としており、受けられる年齢や頻度に制限があることが特徴です。

しかし、がんの発症リスクは年齢だけでなく月経の状態、妊娠・出産歴・生活習慣・血縁者のがん罹患率によっても大きく左右されます。そのため、集団検診の対象年齢に満たない場合や、集団検診では行われない検査(乳腺エコーや経膣エコーなど)を必要に応じて「任意検診」を受けて補うことをおすすめしています。

また、一般的ながんは、早期の状態では自覚症状がないことがほとんどで、自分で発見することは難しいとされています。自覚症状のないときにこそ乳がん検診や子宮頸がん検診をはじめとする検査を1~2年に1回は受けることが重要です。自覚症状がある場合には検診ではなく、一般外来を受診しましょう。

 

婦人科検診は何歳から受けるべき?

婦人科検診は、20歳以上で性交渉の経験がある方が受けるべき健診です。

例えば、子宮頸がんの発症年齢は30代後半がピークですが、最近では20~30代前半の若年層も増加傾向にあります。子宮体がんは閉経前後の40代後半から増え、50~60代でピークを迎えます。さらに、乳がん罹患率は30代後半から急増し、女性のがんの中では罹患数で第1位です。

がんの発見が遅れてしまうと、他の臓器に転移するリスクが上がり、治療の選択肢が少なくなります。それだけでなく、乳房をすべて切除することになったり妊娠が困難になるなど、今後の人生に大きな影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

疾患を早期で発見して適切な治療を行うことで、乳房や子宮の温存・治癒が期待できます。そのため子育てや育児に忙しい世代から閉経後の女性まで、年齢にかかわらず定期的に婦人科検診を受けることが大切です。

 

婦人科検診で検査できる項目

ここからは、婦人科検診で一般的に検査できる項目について詳しく解説します。検診施設や受診コースによって異なりますが、下記の検査項目がない場合でもオプションで追加したりレディースドックのコースで検査を受けられることがほとんどです。

乳視触診

医師が直接胸を触診し、しこりや皮膚のつっぱりの有無を診察します。

マンモグラフィ

乳房を板ではさみ、つぶした状態でX線撮影を行う検査です。

乳がんや乳腺症など、乳腺に生じる疾患の発見や乳腺全体の観察を行うことが可能です。乳がんの前兆となる小さな石灰化や腫瘤も見つけることができます。

乳腺エコー検査

乳房の表面から超音波を当て、内部の状態を観察する検査です。乳房内部の腫瘤の有無、大きさ、形状が分かります。数mm程度の小さな腫瘤を発見することも可能です。小さな石灰化の発見には適しませんが、妊娠中や授乳中にも検査できるというメリットもあります。

東京千住・尚視会健診プラザでは、乳腺エコー検査は女性の超音波検査士が担当します。

子宮体がん検査

子宮がんを早期発見するために行う検査です。子宮体部細胞診では、子宮の奥の方にある子宮体部の細胞を採取し、がん細胞や異型細胞(がん細胞になりかけているもの)の有無を顕微鏡で調べます。

子宮頸がん検査

子宮がんを早期発見するために行う検査です。子宮頸部細胞診では、子宮の入り口を綿棒やブラシなどの器具を使って軽く擦り、細胞を採取してがん細胞の有無を顕微鏡で調べます。

経膣エコー検査

子宮や卵巣の状態を調べる検査です。細い超音波器具(プローブ)を膣内に挿入し、卵巣の変化・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍・骨盤内の状態を観察します。

 

婦人科検診とレディースドックの違い

婦人科検診とレディースドックでは検査内容や費用相場が異なります。

レディースドックは、人間ドックの基本プランに女性特有のがんを調べるための検査を加えた人間ドックのプランのことです。費用相場は4~8万程度で、医療施設によって異なります。

一方で、婦人科検診は乳がん検診・子宮がん検診のみの検診です。人間ドックの基本プランは含まれていないため費用相場はレディースドックよりは安価で、約5,000~数万円程度です(検査の種類・問診の有無による)。

ご自身の年齢や生活習慣、血縁者のがん罹患率などのニーズを考慮し、人間ドックの基本プランを受ける必要性の有無を検討することをおすすめします。

 

婦人科検診なら東京千住・尚視会健診プラザへ

本記事では婦人科検診の概要と必要性、受けるべき年齢、検査項目に加え、レディースドックとの違いについて解説しました。

どの年代でも女性特有のがんを発症するリスクはあります。とくに月経の状態、妊娠・出産歴・生活習慣・血縁者のがん罹患率によっては、集団検診の対象年齢に満たなくても任意検診とを受けましょう。「まだ若いから大丈夫」「閉経したから大丈夫」と安易に考えず、将来の健康のために年に1回婦人科検診を受けることをおすすめします。

東京で婦人科検診を受けられる施設をお探しの方は、北千住駅から徒歩2分の東京千住・尚視会 健診プラザへご来院ください。当院は女性専用スペースを完備しており、女性医師・女性超音波検査士も在籍しているため安心して検査を受けていただくことができます。また、土曜日・日曜日も検査を行っており、曜日にかかわらず対応が可能です。

さらに、子宮がん検診では「検査の時にはお肌を露出するのは恥ずかしい」というお声に配慮し、メディカルアンダーウェアという使い捨ての検査・診察用使い捨てパンツを導入しています。

当院ではWEBからのご予約を24時間365日承っています。また、電話でのご予約も可能です。本記事を読んで、この機会に婦人科検診を受けてみたいと思った方は、当院へお気軽にご相談ください。

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