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乳がん検診はいつから受けるべき?検査内容やセルフチェックの方法も解説!

現在、日本人女性の9人に1人がかかるといわれている乳がん。その乳がん検診はいつから受けるのがいいのでしょうか。受けた方がいいと分かってはいるものの、検診は腰が重くなりがちですよね。

この記事では、乳がん検診についてや、いつから受けるべきなのか、マンモグラフィの痛みの理由、セルフチェックなど気になるポイントを解説していきます。

 

乳がん検診とは?

乳がん検診には、マンモグラフィ検査と超音波検査の2種類があります。

それぞれの検査の特徴は以下の通りです。

マンモグラフィ検査

マンモグラフィは乳房専門のX線検査のことを指します。自分で触れてもしこりがわかりにくいタイプの乳がんを見つけることが得意とされています。撮影した結果、白っぽく写る部分は石灰化といってがんの可能性がある部分です。良性の場合もあるため、医師の診察を必ず受けるようにしましょう。

また、若い人は乳腺が発達しています。その乳腺はX線を通すと、石灰化したがんと同様白く写ってしまい、がんとの見分けが難しいです。そのため超音波検査を併用します。

マンモグラフィの検査では、乳房を機械で平らにして撮影します。痛みを感じることがありますが、乳房を薄く伸ばすことで被曝量を抑えたり、より鮮明にがんの形を写せたりします。乳腺が発達している若い世代の方や、生理前後などで胸が張っていると痛みを感じやすいようです。あまりにも痛みが強ければ、遠慮せず検査技師さんや看護師さんなどに声をかけましょう。

超音波検査

超音波は、乳房内に病変があるかどうか、しこりの大きさ、わきの下などの周りのリンパ節への転移の有無などを調べることができます。

超音波は小さなしこりを見つけることもできます。しかし、超音波だけではがんの石灰化までは見つけることができません。良性か悪性かの判断ができないため、必要であればマンモグラフィを追加で行ったり、生検(組織の一部を採取して顕微鏡などで検査)を行ったりしていきます。

 

乳がんは20代〜30代でも発症する

少し前まで乳がんは40代以上の女性の病気のように考えられていました。日本では40歳代後半〜50歳代前半で乳がんにかかる人が多かったからです。

しかし、20代や30代でも乳がんにかかる人もいます。実際に、25歳~29歳の女性では人口10万人のうち約9人が乳がんと診断されています。

10%は遺伝だと言われている

乳がんの約5〜10%は遺伝性乳がんといわれています。ある遺伝子に生まれながらにしてキズが入っていて、それが原因で発症する乳がんを指します。

血のつながりのある方の中に、乳がんや卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌の方がいる場合は、注意しておくといいですね。遺伝子に傷が入っているかは、遺伝子検査で調べることができます。

遺伝性乳がんにかかる可能性がある場合には18歳ごろの若いうちからセルフチェックなどを習慣化しておきましょう。

自分で症状を自覚することは難しい

乳がんで最も多いといわれている自覚症状はしこりです。しかし、実際に触ってみても、何がしこりなのかや、乳腺や良性の腫瘍との違いがわかりにくいです。そのため、自己判断せず、定期的に乳がん検診などで専門家にみてもらうことをおすすめします。

乳がんの自覚症状は、しこりのほかにも、乳房の痛みやただれ、皮膚の変化、乳首からの分泌物などが挙げられます。脇への転移が起こっていると、脇の下に腫れやしこりが生じることもあります。

 

乳がん検診はいつから受けるべき?

40代からの発症が多いといわれる乳がんですが、実際に乳がん検診はいつから受けるべきなのでしょうか?

続いては、乳がん検診の気になるポイントを解説していきます。

20代〜30代など早い段階から受けるべき

乳がんは、若くても発症する可能性が高く、若くして発症すると進行が早いがんです。乳がんのステージは

T:しこりの大きさ

N:リンパ節への転移状況

M:他臓器への転移

で判断されますが、

しこりに触れず、リンパ節への転移や他臓器への転移がなければ0期、しこりの大きさが2センチ以下でリンパ節への転移や他臓器への転移がなければⅠ期とされています。

0期やⅠ期の段階で早期発見できれば、90%〜100%の治癒を見込めるともいわれています。

そのため、早い段階から乳がん検診を受けるようにしましょう。家族に乳がんの罹患歴がある人など乳がんにかかるリスクが高い場合は、2年に一回、そうではなけで3〜5年に1回を目安に受けられるといいですね。

40歳になったら2年に1度マンモグラフィをうける

乳がんは40代からの罹患率が高いため、厚生労働省は、40歳以上の女性に2年に1度のマンモグラフィー検査の実施を推奨しています。自覚症状のみで乳がんを発見することは難しいため、自覚症状がなくても、40歳になったら2年に1回定期的に乳がん検診を受診することをおすすめします。

セルフチェックは18歳から行うことを推奨

18歳ごろから定期的に自分自身の胸を触り、しこりなど自覚できる症状がないかセルフチェックを行いましょう。

がんは若い時に発症すると進行スピードが早くなるからです。ただし触りにくい部位にできることもあるため、定期的に医療機関などで医師による問診や乳房スクリーニングを行い、早期発見早期治療ができる環境を整えておくと安心ですね。

 

健康診断で精密検査が必要だと言われたら何科を受診する?

乳がん検診を受けた結果、精密検査が必要と言われたら「乳腺外科」がある医療機関を受診しましょう。

「精密検査が必要=がん」ではありませんが、異変の可能性があるということなので、早めの受診をおすすめします。

早期発見ができると高い確率での治癒が見込めるほか、乳房の形を残した乳房温存治療が可能になったり、治療期間を短縮できるため、治療費が少額で済んだりします。

乳がんになってしまったら怖いと考えるのではなく、今後の生活を前向きに捉えられるようにするためにも、早めに受診出来るといいですね。

乳腺外科は、当院4階「東京千住・尚視会クリニック」にて診療を行っています。下記より予約が可能です。

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乳がん検診はできる限り早めに行いましょう

乳がん検診を行うことで、がんの早期発見早期治療に繋がります。まだ早いと考えるのではなく、何もないことを確認して安心して過ごせるようにするためにも、早めに行いましょう。

乳がん検診は北千住駅西口より徒歩2分でアクセス抜群の東京千住・尚視会健診プラザへお越しください。健診プラザ内には女性専用のスペースがあり、乳がんの超音波検査は女性の超音波技師が担当します。平日は忙しくて時間が取れないとお考えでも、土日も開院しているので空いている時間で検診を受けることができます。

乳がん検診について不明なことなどがありましたら東京千住・尚視会健診プラザへご相談ください。

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