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乳がん検診は毎年受けた方がいいって本当?毎年受けるメリットも解説

「去年乳がん検診を受けたばかりだけど、毎年受けたほうが良いの?」

「胸のしこりや痛みなどの自覚症状はないから、乳がん検診は受ける必要はないかな?」

このように、乳がん検診に関する疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?

乳がんは、早期に発見すれば治癒する可能性が高い病気のため、適切な検診が将来の健康な身体に繋がります。

本記事では、乳がん検診は毎年受けるべきなのか最適な頻度について詳しくご紹介しますので、検診を受けるか検討されている方はぜひ参考にしてください。

乳がん検診は毎年受けるべき?

がん検診は種類によって受ける頻度が異なりますが、乳がん検診は毎年受けるべきなのでしょうか?

乳がんは女性の疾患率が1番高いがんで、発見が遅れると大きな手術が必要になったり、状態が進行して治癒できない可能性もある危険な病気です。

結論、乳がん検診の受診は2年に1度で良いとされていますが、病気を早期発見したい方は毎年の受診がおすすめしています。

乳がん検診の内容は、主に問診、乳房X線検査(マンモグラフィ)、超音波検査(エコー検査)です。

がんが見つかった場合、腫瘍が小さい状態であれば治癒率も高くなるので、定期的に検査を受けることが大切です。

検診学会では2年に1度の検診が推奨されている

日本乳がん検診学会では、2年に1度の乳がん検診受診を推奨しています。

毎年ではなく2年に1度の受診で良い理由は、どちらの頻度でも検査の効果が変わらないと確認されているためです。

実際に、乳がんはがんの中でも比較的ゆっくりと進行し、前がん(がん発生の危険性が増加した状態)から進行がんになるまでに約2〜3年かかるといわれています。

健診でがんが見つかった場合でもすぐに治療を行えば進行をある程度防げるため、毎年検査する必要がないのです。

乳がん検診は40歳以上の方が対象ですが、40歳未満の方で検診を希望する方、しこりや乳房の痛みなどの自覚症状がある方は、次回の検診を待たずに早めに受診しましょう。

毎年受けた方ががんを見つけられる可能性は高まる

乳がん検診で出る「異常なし」の結果は、検査した時点で発達した腫瘍がないことを意味しています。

ですが、異常がないからと安心していてもその年に見つからなかった腫瘍が検診のない翌年に進行する可能性があるため、毎年検診を受けた方ががんを早く見つけられる可能性が高くなります。

進行がゆっくりとはいえ、乳がんを早期発見して治癒させることを考えるとは、乳がん検診を毎年受診するとよりよいでしょう。

また、家族に乳がんに罹患した方がいる、高濃度乳房(マンモグラフィで乳腺が白く写る)など乳がんのリスクが高い方は、年に1回マンモグラフィと半年ごとの乳房超音波検査をおすすめします。

 

乳がんは早期発見が最も重要

乳がんにならないためには、早期発見が最も重要です。

女性の罹患率が最も高い乳がんですが、特に痛みや違和感がない、自己触診をしてもしこりが見当たらないといった理由で乳がん検診を受けない人は多いです。

また、人間ドッグや市の乳がん検診で「要精密検査」の結果が出ても、「きっと大丈夫」と自己判断したり仕事が忙しくて再検査を後回しにしたりする方も少なくありません。

実際に精密検査が必要な場合、乳がんである可能性は3〜6%と極めて少ないですが、検査を受けない間にがんが進行して命を落とす可能性もあります。

乳がんは、早期に発見し治療すれば95%以上が治癒すると言われています。

「私には関係ないな」「まだ受けなくていいかな」と感じている方こそ、ぜひ乳がん検診を受けてみてください。

乳がんは、30歳後半から発症率が高まり40代後半から50代前半でピークを迎えますが、20代後半で発症する事例もあるので、30代のうちに一度検診を受けると安心でしょう。

東京千住・尚視会健診プラザではレディースドックをご用意

東京都足立区にある「東京千住・尚視会健診プラザ」では、乳がん検査を含むレディースドックをご用意しています。

レディースドックとは一般的な人間ドックに女性特有の疾患を検査する人間ドックプランで、内容は主に以下のようなものが含まれています。

  • 内科診察
  • レディースドック特別血液検査
  • レディースドック特別尿検査
  • 胸部X線検査
  • 乳がん検診(マンモグラフィ)
  • 子宮がん検診(子宮頸がん検診・子宮体がん検診)
  • 乳腺エコー検査
  • 骨密度測定

(※病院やクリニックにより検査内容は異なります)

乳がんだけでなく女性疾患の子宮頸がん、卵巣がんなどの検査が一度に行えるため、仕事や家事が忙しく時間がとれない方にもぴったりのプランです。

センター内には女性専用フロアが用意されており、超音波検査も女性検査士が担当するので、周りの目が気になることもありません。

また、当センターのレディースドックではメディカルウェアを導入しデリケートな部分を隠して検査や診察が受けられるため、「下半身の露出は抵抗感がある……」という方も安心して検査が受けられます。

乳がん検診を受けようか検討している方は、レディースドックも併せて参考にしてみてください。

当センターでのレディースドックの所要時間は約2〜4時間で、費用は、38,500円(税込)となっています。詳しい内容やオプションについてはお問い合わせください。

マンモグラフィとエコー検査のどちらでも受けられます

当センターの乳がん検診は、乳房X線検査(マンモグラフィ2D)・乳房超音波検査(エコー検査)のどちらにも対応しています。

「マンモグラフィとエコー検査のどちらを受ければ良いのかわからない……」と悩まれる方もいるのではないでしょうか?

マンモグラフィとエコー検査、それぞれの検査方法を簡単に解説します。

マンモグラフィ(2D)

乳房専用のレントゲン撮影。乳房を圧迫板で挟み、薄く広げて撮影し、異常がないか確認する。2Dの場合、2方向から撮影する。

エコー検査

乳房の表面に超音波を当て、乳房内の様子を画像化して調べる。

マンモグラフィは正常な乳房も乳がんも白く描かれるため、判定が難しくなる場合があります。

また、マンモグラフィは妊娠中や授乳中は受けられないため注意が必要です。

一方でエコーの場合、乳房腫瘍組織は白、乳がんは黒とはっきり別の色で描かれることにより判断しやすく、マンモグラフィのように放射線の被爆の心配もなく乳房のしこりを判定できる利点があります。

どちらも乳房を出す検査のため周りの目が気になりますが、当センターではどちらの検査も女性の検査士が担当するので、抵抗感も感じづらく受けられます。

人間ドックで精密検査が必要と診断された方も受け付けています

本記事では、乳がん検診は毎年受けるべきなのかについて解説しました。

乳がん検診は2年に1度の検査が推奨されていますが、女性がかかる割合が最も多いがんであるため、毎年の受診が早期発見に役立ち、さらに適切な治療で治癒する可能性も高くなります。

北千住駅から徒歩2分である「東京千住・尚視会健診プラザ」では、乳がん検診を含むレディースドックも用意しているため、気になる女性疾患の検査が一度に検査できます。

また、当センターでは定期検診だけでなく、人間ドックで精密検査が必要と診断された方の検査も受け付けています。

検査結果はオンラインでも閲覧ができ、何度もセンターに足を運ぶ時間がない忙しい人にもぴったりです。

専門知識を兼ね備えたスタッフが丁寧に検査・診察しますので、気になる症状を診てもらいたいという方も、ぜひお気軽にお問合せください。

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