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【生活習慣病】糖尿病の種類や合併症についても解説します。

「糖尿病ってどんな病気なの?」

「糖尿病を予防することはできるの?」

糖尿病に罹患すると、常に血糖値が高い状態となり「慢性的疲労感」や「喉の渇き」を感じやすくなります。高血糖の状態が続くと、身体が正常に機能しなくなるため、「失明」したり「下肢切断」を選択したりといったことになりかねません。

今回は、糖尿病の種類に加えて、3大合併症についても解説します。また、糖尿病を予防する生活習慣についても解説しますので、参考にしてください。

糖尿病は、早期発見・早期治療を行うことで、症状の悪化をくい止められます。そのためには、定期的な健康診断が欠かせません。

なお、東京千住・尚視会健診プラザでは、糖尿病の早期発見に効果的な人間ドックや、女性の健康をサポートするレディースドックといった健康診断に対応しております。また、北千住駅からおおよそ徒歩2分と、利便性も抜群。

さらに、プライバシーに配慮した女性専用スペースを用意しています。医師や臨床検査技師を配属しているため、安心して検査を受けていただけます。検査時には、メディカルウェアを採用し、患者様の「恥ずかしい」といった気持ちにも配慮しております。

 

生活習慣病とは?

生活習慣病とは、普段何気なく行っている生活習慣が原因で発症する疾患のことです。生活習慣病を発症しやすい習慣には、偏った食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒、ストレスなどが挙げられます。

生活習慣病には、高血圧や脂質異常症、糖尿病などがありますが、自覚症状をほとんど感じることがないため、医療機関を受診する頃には進行し、脳や心臓、血管に大きなダメージを与えているケースもあります。

 

糖尿病とは?

糖尿病とは、血糖値を調節しているインスリンの「分泌不足」もしくは「正常に働かない」などが原因となり、血液中のブドウ糖が高くなる疾患です。

血液中に含まれる糖分のことを「血糖」といい、血糖値は「インスリン」というホルモンの働きによってコントロールされています。何らかの原因でインスリンの分泌量が低下すると、食事から摂取した糖分が処理されなくなり、血糖値が高い状態が続きます。

 

糖尿病の4つのタイプ

糖尿病は、原因や発症した経緯によって4つに分けられます。

1型糖尿病

1型糖尿病は、ウイルス感染などが原因となり、インスリンが分泌できない状態のことです。また、分泌できていても極端に少ないため、正常に血糖コントロールを行えません。患者数は少なく、主に10歳代の若い世代に発症します。

2型糖尿病

2型糖尿病は、「運動不足」「肥満」などが原因となり、インスリンの働きが低下する疾患です。糖尿病の95%が2型糖尿病とされており、中高年に多く発症します。

2型糖尿病の原因ははっきりとしておらず、「食生活の乱れ」も大きく影響していると考えられています。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は、妊娠中に発覚もしくは発症する糖代謝異常のことです。糖代謝異常のため、糖尿病には至っていません。

その他

その他のタイプは、遺伝子異常や他の疾患、その他血糖値に影響を及ぼす服薬が原因となり発症します。

 

糖尿病の3大合併症

糖尿病は合併症を起こしやすい疾患のため、「失明」や「下肢切断」の可能性が高くなる危険性があります。

糖尿病性網膜症

糖尿病性網膜症を発症すると、眼底の血管がつまり視力低下が起こります。治療を行わずに放置すると、失明に至ります。

糖尿病性神経障害

高血糖の状態が続くと、手足の血行が悪くなります。そうすると、神経障害が引き起こされ、「しびれ」や「感覚のにぶり」といった症状が出ます。悪化すると壊疽を起こし、下肢切断を余儀なくされることもあります。

糖尿病性腎症

高血糖は腎臓を詰まらせる原因となるため、血液のろ過がうまくできなくなります。症状が悪化すると、腎臓機能の障害を引き起こしてタンパク尿やむくみが現れるため、人工透析が必要となるケースもあります。

 

糖尿病があると動脈硬化が進みやすくなる

糖尿病の合併症は、細かな血管だけではなく太い動脈にも現れます。糖尿病は「高血圧」「脂質異常症」「肥満」を合併しやすいため、動脈硬化を進行させるスピードも早い特徴があります。

そのため、糖尿病に罹患している方は「脳梗塞」や「脳出血」といった「脳血管疾患」、「心筋梗塞」や「狭心症」などの「虚血性心疾患」のリスクが高くなる傾向です。

 

糖尿病の原因は?

糖尿病の原因には、遺伝的要因と環境的要因の2つがあります。

日本人は欧米人と比較すると、インスリンの分泌量が少ないという特徴があります。中でも、親や兄弟が糖尿病に罹患している場合は、体質を受け継いでいる可能性が高いことから、「インスリン抵抗性」といって糖尿病を発症する可能性が高くなります。

ですが、必ずしも糖尿病を発症するわけではないため、生活習慣に気を配ることで発症リスクの低下を図れます。

また、生活習慣は糖尿病の発症に大きな影響を与えます。「食べすぎ」「運動不足」「過度の飲酒」といった要因の中でも、特に「肥満」は糖尿病を発症しやすく、過去に太っていた方も注意が必要です。

 

糖尿病を予防するために必要なこと

糖尿病の予防には、食生活の管理が重要です。

過食の防止はもちろんですが、血糖値を上げない食事方法も実践しましょう。間食をすると高血糖状態が続き、インスリンを分泌するすい臓に大きな負担がかかります。血糖の高い状態で次の食事を開始すると、「食後高血糖」の原因にも繋がります。

血糖値をコントロールするには、スナック菓子や果物などは血糖値を急上昇させるため、控えめにするといいでしょう。毎日の食事は、血糖値を上げやすいとされている「脂肪分の多い肉類」「ご飯」「パン」などの量を減らして、「野菜」「キノコ類」「豆類」「海藻類」を先に食べると、血糖値の上昇が穏やかになります。

また、健康診断を受けることで自身の血糖値を把握できるため、高血糖の疑いがあるなら、生活習慣を改善するといった予防も行えます。

 

糖尿病が不安な場合は当院へ

糖尿病は、一度罹患すると完治することはありません。ですが、症状の進行を遅くしたり、罹患する前の予防は可能です。

毎日の食生活や生活習慣を見直しながら、糖尿病を予防する生活を心がけましょう。

糖尿病の指標になる血糖値は、定期的な健康診断で調べられます。東京千住・尚視会健診プラザでは、「人間ドッグ」「レディースドック」「がん検診」といったさまざまな健康診断を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

また、診察及び検査は、土曜日と日曜日にも実施。仕事や学校で忙しい方も、来院しやすい環境を整えております。

加えて、予約はWEBで365日24時間対応で受け付けておりますので、ご都合の良いタイミングでご連絡ください。

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