大腸がん検診とは
大腸がんは早期発見・早期治療により完治が望める疾患です。 食生活の欧米化による影響もあり、国内での大腸がんによる死亡者数は毎年増えています。近年では、大腸がんが女性の死亡原因第1位となっています。 大腸がん検診では、2日間で採取した便の中に血が含まれていないか確認する「便潜血検査」を実施します。 便潜血検査は検査方法が簡単で、患者様への影響もない検査方法です。 検査結果が「要精密検査」の方は、基本的に大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)を実施します。腸の中をきれいにした後、内視鏡で腸内を目で見て状態を細かにチェックします。 痔のせいで便に血が混じっていると自分で判断せず、精密検査を受けるようにしましょう。
大腸がん検診(受診は1年度に1回)
対象(年度末年齢)
40歳以上
前年度受診者と40、45、50、55、60、65、70歳の方には、令和5年6月上旬に受診券を発送する予定です。
お申し込みが必要な方
対象年齢で上記の6月発送対象者以外の方です。
足立区後期高齢者医療制度に入っている方、足立区の国民健康保険に入っている40歳以上の方には後期高齢者医療制度健診・特定健診の受診券に大腸がん検診受診券を印字して5月中旬に発送する予定です。
※大腸がんの経過観察中・治療中の方は検診の対象外です。
費用
300円(税込)(免除制度の対象になる方は、中国残留邦人等支援給付受給者と生活保護受給者の方です。)
※検査の結果、精密検査等が必要と判断された方は有料で保険診療を行います。
検査方法
便潜血反応検査(検便)・問診