乳房専用のX線検査であり、プラスチック製の板で乳房全体を挟んで薄く伸ばしてX線で撮像します。局所的非対称性陰影（腫瘤ほどは明確ではない白い陰影）や石灰化（白い線状、点状の陰影）、乳がん初期で現れる腫瘤（白い塊状の陰影）などの所見を見つけます。このような所見は乳がん以外の疾患や正常な乳房にも認められる場合があるため、専門の医師が画像をチェックし、乳がんの可能性を評価しています。下の表のカテゴリー分類を参考にして判定を行います。カテゴリー3、4、5の方は精密検査が必須であり、乳腺科にご相談ください。