「将来子どもが欲しいけど、今から準備できることはある?」
「ブライダルチェックって具体的にどんなことをするの?」
パートナーとの未来を考えたときに、子どもの存在を考えるタイミングがありますよね。
ブライダルチェックは、妊娠するための力である「妊孕性(にんようせい)」を調べられます。
卵子と精子の働きだけではなく、性機能や生殖器、内分泌の働きの確認が可能です。女性・男性の両方に関わるため、しっかりと検査を受けましょう。
都内で特定健診及び人間ドックといった健康診断の受診を検討している方は、東京千住・尚視会健診プラザをご利用ください。北千住駅からおおよそ徒歩2分と、来院しやすい立地も魅力の1つです。
また、健康診断の際には、メディカルアンダーウェアの着用が可能。患者様の恥ずかしいといった気持ちに配慮しているため、プライバシー保護の体制も万全です。
ブライダルチェックとは?
ブライダルチェックとは、将来的に妊娠・出産を希望する方に向けて、結婚前後や妊娠前に受ける検査のことです。元気な赤ちゃんを授かるために、性感染症といった不妊の原因となりやすい疾患を調べます。
また、近年では、「プレコンセプションケア」に注目が集まっています。プレコンセプションケアとは、妊娠に向けて自身の健康に気を配る取り組みのことです。
ブライダルチェックもプレコンセプションケアの1つであり、胎児に影響を与える病気や感染症を調べ、早期治療したり免疫が低ければ予防接種を受けたりといった対策に役立ちます。
さらに、婦人科系疾患の検査が多いことから、自身の病気に早期に気づけるメリットもあります。
ブライダルチェックで検査できる項目
ブライダルチェックで調べられる検査項目を解説します。
男性と女性で内容が変わるため、注意事項を確認してから検査を受けるようにしましょう。
男性の検査項目
不妊の原因は男女共にあるため、男性も検査を受けましょう。ブライダルチェックには性感染症の検査も含まれており、2人で一緒に受けることで、治療がスムーズになるメリットがあります。
男性が受ける主なブライダルチェックの内容は
- 採血
- 尿検査
- 精液の量や精子の濃度 などです。
血液検査では、「梅毒」「ヘルペス」「B型肝炎」「C型肝炎」「風疹抗体」「淋菌」「クラミジア」「トリコモナス」「マイコプラズマ」「ウレアプラズマ」といった感染症の有無を調べます。
なお、精液検査は、精子の数や運動率などを調べるため、禁欲2日以上7日以内の来院が推奨されています。なぜなら、禁欲期間が長すぎると、精子の所見が悪くなるなど正確な検査結果を得られないケースがあるからです。
女性の検査項目
女性は、子宮や卵巣の働きを調べる必要があるため、「内診」や「超音波検査」を行います。加えて、感染症の有無を確認する「血液検査」と「膣分泌(おりもの)検査」も必須項目です。
内診・超音波検査では、膣内に器具を挿入して、「子宮筋腫」「卵巣癌」「子宮内膜症」などの婦人科系疾患を確認します。
また、「子宮頸がん検査」は、ブライダルチェックと併せて行うことが多い検査です。子宮の入口の細胞を専用器具で採取し、がん細胞の有無を調べます。
血液検査では、「HIV抗体」「貧血」「性感染症」「ウイルス感染」「甲状腺機能」などを確認します。感染症を放置しておくと、不妊の原因となり、万が一妊娠しても胎児の成長に影響を及ぼす可能性が高くなるからです。
また、膣分泌(おりもの)検査は、細菌による性感染症を調べられます。「クラミジア」「淋病」などの感染症は、胎児が「結膜炎」を発症しやすくなることが分かっています。
ブライダルチェックは男女ペアで受けるべき?
不妊の原因は男女両方にあるため、ブライダルチェックはパートナーと受けることをおすすめします。
男女ペアで検査を受けるメリットとデメリットを解説します。
男女ペアで受けるメリット
不妊であると診断された場合、女性側に非があると見られがちですが、WHOの調査では不妊の原因の半数は男性側にもあると判明しています。
ブライダルチェックで男性側の疾患を早期発見できると、早期治療や生活習慣の改善などに取り組めます。そのため、子どもを授かりたいと考えている際には、男女でブライダルチェックを受けましょう。
男女ペアで受けるデメリット
ブライダルチェックは、人間ドックや健康診断と同じ位置づけであるため、基本的に健康保険は使用できずに自費診療となります。
そのため、2人同時にブライダルチェックを受けると、予想していたよりも費用が高額になることもあり得ます。ですが、少子化対策として地域によっては助成が受けられることもあるため、ブライダルチェックを受ける前に自治体に確認するといいでしょう。
ブライダルチェックの流れ
ブライダルチェックの所要時間は、おおよそ1時間〜1時間半ほどです。パートナーと同時に受診された場合には、それぞれ検査内容が異なるため、待ち時間が発生する場合もあります。
全ての検査を受けたあとは、医師から結果の説明を受けます。
ブライダルチェックを男女ペアで受けるなら東京千住・尚視会健診プラザへ
子宮や卵巣の疾患、また性感染症などは自覚症状が出にくい特徴があります。ブライダルチェックは、複数の検査方法でしっかりと調べられるため、不妊だけではなく病気に気づくきっかけとしても活用できます。
ブライダルチェックを受ける際には、男女ペアで受診して、身体の異変を調べるようにしましょう。
なお、東京千住・尚視会健診プラザは、各種健診に対応。人間ドックをはじめ、女性が罹患しやすい疾患にフォーカスしたレディースドックや、詳細な検査を受けられるプレミアムドックといったプランを用意しています。
さらに、女性が安心して受診できるように、女性専用健診スペースを併設。臨床検査技師も女性を配属しているため、不安なく過ごせる環境です。
北千住で特定健診や人間ドックを検討している際には、東京千住・尚視会健診プラザへ足をお運びください。
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