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産婦人科で痔があると恥ずかしい?妊娠中や産後にできやすい理由や予防法を紹介!

健診や診察のため、産婦人科に行かなければいけない時に痔があると恥ずかしいですよね。

しかし、体の仕組み上、妊娠中や産後は痔ができやすくなるのです。今回は、なぜ妊娠中や産後に痔ができやすいのか、どうすれば予防できるのか、痔がある場合はどのような治療があるのかを解説していきますね。

 

産婦人科の受診時に痔があると恥ずかしい?

風邪などで受診するのであれば気になりませんが、産婦人科となると内診台に乗る必要があります。その際に痔があると、患部を見られるかもしれないと恥ずかしい気持ちが出てきますよね。痔になってしまった以上、仕方がないと分かってはいるけれど、なかなかその気持ちや痛みは消えづらいものです。

女性医師がいる婦人科を選ぶと安心

痔がある部分は医師であっても見せるには抵抗がある部分だと思います。しかし、女性医師であれば、まだその抵抗は減らせるのではないでしょうか?

女性の妊娠中や産後は痔ができやすいことも分かっており、恥ずかしいという気持ちにも寄り添いながら診察をしてもらえますよ。

不安な場合は健診クリニックへお越しください

痔の原因には下痢や便秘がありますが、下痢や便秘を繰り返している場合は、大腸がんが潜んでいる可能性があります。

東京千住・尚視会健診クリニックでは、女性医師も診察を行っています。また、内視鏡専門医による内視鏡検査を実施しており、痔を含む大腸の検査や治療のプロフェッショナルでもあります。北千住駅ご利用圏内の方は一度相談にいらしてみてはいかがでしょうか。

 

妊娠中や産後は痔ができやすい

体の仕組み上、妊娠中や産後はどうしても痔ができやすいです。その理由をお伝えする前に、そもそもなぜ痔ができてしまうのかについてお伝えしていきます。

肛門の粘膜の周辺には、肛門クッションといわれるものがあります。これは静脈が網目状になっており、肛門を閉じるための役割を担っているのです。この網目状の静脈(静脈叢)が、いきみなど肛門周辺の圧が上がって圧迫され、うっ血することで痔ができるといわれています。

そして妊娠中や産後は、ホルモンの変化があったり、子宮が大きくなることでお腹の中は圧迫されたりします。詳しくお伝えすると、妊娠中は黄体ホルモンという妊娠を維持するホルモンが分泌されます。黄体ホルモンは胃腸の動きを押さえたり、食欲を増進させ栄養分を蓄えようとします。また、肝臓で作られる血液を固まらせる物質の合成も促すため、外痔核ができやすくなるのです。

他にも妊娠前後は便秘にもなりやすいです。そのため排便時のいきみや、分娩時のいきみによっても痔ができやすいです。赤ちゃんが大きめの場合も痔の原因になりうることがあります。

 

妊娠中や産後にできる痔の種類とは?

いぼ痔や痔などと言われる痔ですが、状態によって3つの種類に分けられます。

内痔核

歯状線という粘膜と皮膚の境目よりも粘膜側にあるものを指します。悪化すると排便時に肛門の外に出てきて痛みが出たり、指で押しても戻らなくなったりします。重症度は以下の4つで判断します。

  • Ⅰ度:肛門から脱出していない
  • Ⅱ度:排便をする時に肛門から脱出するが、自然に肛門内に戻る
  • Ⅲ度:排便をする時に肛門から脱出し、手で押し込まないと戻らなかったり、戻ってもすぐ脱出したりする
  • Ⅳ度:常に脱出している

外痔核

歯状線という粘膜と皮膚の境目よりも皮膚側(肛門側)にあるものを指します。通常は、痛みや出血を伴う物が多いです。

裂孔(切れ痔)

肛門の皮膚や粘膜がいきみによって切れたり裂けたりする状態です。排便時に痛みや出血を伴います。

自分自身でどの痔かを判断することは難しいです。また、自分で確認したくても見ることも恥ずかしいですよね。あまりにも痛みが強い時や症状が長く続く場合は、大丈夫だと自己判断せずに、当院へお越しください。消化管ドックにおいて、経験豊富な医師が対応します。

 

痔を防ぐためにできること

痛みや違和感を感じながら生活するのはいい気分ではないですよね。痔を防ぐために私たちができることは多くあります。意識して予防や早期治療に取り組んでみてください。自分で対応することが難しければ東京千住・尚視会健診クリニックへの相談もお待ちしています。

予防

痔の予防方法としては、

  • 食物繊維(25-30g/日)を摂る
  • 適度な運動を行う
  • 水分を摂る
  • 重いものを持たないようにする
  • 長時間座らない
  • お風呂に浸かる
  • アルコールや刺激物は摂り過ぎない

などがあります。

まずは、肛門に負担がかからないように排便をコントロールする方法です。便は、硬くなっても、水のようになっても肛門に負担がかかります。バナナや味噌のような固さが理想です。食物繊維を摂ったり、運動を行って胃腸を刺激したり、お水をとったりするなどして、痔の予防に努めましょう。便秘になりやすい体質をお持ちの場合は、整腸剤や緩下剤を利用するのも1つの手です。

また、重いものを持たないようにしたり、長時間座り続けないようにしたりすることも予防につながります。どちらも肛門に負荷をかける行為ですので、なるべく避けるようにしましょう。どうしても避けられない時には、体の使い方を工夫したり、クッションを使ったりしてお尻に優しくすることを意識してみてくださいね。

他にも、お風呂にゆっくりつかり血流を良くする、アルコールや刺激物は取り過ぎないようにすることも痔の予防に効果があります。

早期治療

痔の治療方法といえば、手術をイメージされるかもしれません。しかし、進行していない痔であれば、飲み薬や軟膏、座薬などの治療法が一般的です。痔が悪化し、Ⅲ度以上(痔が肛門から脱出し、戻らない状態)になると手術が必要とされているので、早めの受診が大切です。

市販薬にも痔に向けた物がありますが、ホルモンの一種であるステロイドが入っている薬が多いです。ステロイドの種類によっては、他の薬に影響が出たり、胎児や母乳に影響が出ることがあるため、まずは医師に相談するようにしましょう。前述したように、下痢や便秘を繰り返したり、出血が多かったりする場合は、大腸がんなど他の病気が隠れている場合があります。その場合でも早期発見、早期治療が第一です。

東京千住・尚視会健診クリニックは北千住駅より徒歩2分でアクセスがしやすく、月間検査数が1000件を超えている内視鏡専門医が内視鏡検査を実施します。女性の医師も在籍しているため、まずはお問い合わせください。

 

婦人科をお探しの場合は当院へ

妊娠中や産後は痔ができやすい時期だとわかっていても、恥ずかしい気持ちを消すことはできないですよね。自分でどうにか治すことができればいいのですが、なかなか難しいかもしれません。予防法などを実践しても治らなかったり繰り返したりするようであれば、一度東京千住・尚視会健診クリニックへお越しください。外来部門と密に連携し、治療していくことが可能です。電話だけでなく、WEBやアプリでの予約もできるので、取りやすい方法で予約をしてみてください。痔は1人で悩む必要はありません。しっかりと治療して、痛みや違和感のない日々を過ごせるようにお手伝いさせていただきます。

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